Fリーグ 2020-2021 オフィシャルガイド
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2009/2010シーズン最優秀選手賞受賞、Fリーグベスト5選出8回の実力者。2016年に日本に帰化し、日本国籍を取得する。2020年1月にはギランバレー症候群の疑いで入院し、闘病生活を余儀なくされるが、その後復帰し代表候補に再選出されるほどの回復を見せた。その人柄や勉強熱心な姿勢で多くのファンを魅了する。名古屋オーシャンズU-18の所属歴もあるレフティ。 シュライカー大阪に移籍後、2017年には前十字靭帯損傷で戦線離脱を余儀なくされた。しかし、復帰後の活躍はめざましく、みるみるうちに代表の中核メンバーへと登りつめた。相手を抜き去る巧みなドリブルと、左足から繰り出される強烈なシュートでW杯出場を目指す。05 F.LEAGUE 2020-2021新型コロナウイルス感染症の影響で、開幕に遅れが生じたFリーグ。W杯予選を兼ねたAFCフットサル選手権も、再三の延期を余儀なくされている。2大会ぶりのW杯出場権獲得、そして本大会でのベスト4入りを目指す注目のFリーガーを紹介する。2012年のFIFAフットサルW杯を経験している、数少ない現役選手。2018シーズン、バルドラール浦安から名古屋オーシャンズに移籍し、さらなる躍進を見せている。ゴールへの嗅覚やチャンスメイクもさることながら、海外移籍など自身の豊富な選手経験を通し、チームをまとめる役割も期待されている。言わずと知れたテクニックの持ち主。2014年にクウェートで開催されたフットサルコンチネンタルカップで見せたヒールリフトでのゴールは、その動画が世界各国で再生されるなど話題となった。鮮やかなドリブルと得点能力のみならず、チャンスを作り出しチームを勝利に導くことが期待されている。しかし、日本フットサル界は歩みを止めない。2015年に左膝前十時靭帯損傷という大けがを負い、 2016年2月のAFCフットサル選手権の舞台に立つことが叶わなかった皆本は、W杯出場に懸ける思いが人一倍強い。玄人好みのプレースタイルで後ろからチームを支え、チャンスを演出する。代表チームのメソッドを熟知し、後進の育成にも欠かせない選手の 一人。ポルトガルへの期限付き移籍を経て、ひと回りもふた回りも成長し帰国した平田。明るい性格でチームのムードメーカー的役割を担うが、ひとたびピッチに立つと貪欲にゴールを狙い、得点機に絡む活躍を見せる。若手選手の一員として、名古屋の、そして日本代表の中心選手となることが期待されている。2012年W杯直前に代表メンバーから落選。その雪辱を胸に、2021年開催予定のW杯出場を目指す。2018/2019シーズンには一時活動を休止したが、復帰後は徐々に復調し、大分の中心選手として活躍する。巧みなボールさばきや流れるようなドリブルは健在。今回こそ代表メンバーに定着し、W杯予選を兼ねたAFC、W杯本大会で活躍することが期待される。Fリーグ最年少出場記録を塗り替えた、期待の大型新人。2種登録ながらトップチームでプレーし、15歳ということを忘れさせる落ち着きと存在感を見せる。U-19フットサル日本代表候補にも選出され、アンダーカテゴリーにとどまらず、フル代表選出も射程圏内と噂される逸材。今後の成長が楽しみな選手の一人。ピレス イゴール(GK/ペスカドーラ町田)加藤 未渚実(FP/シュライカー大阪)AFCフットサル選手権、そしてFIFAフットサルW杯ベスト4を目指して星 翔太(FP/名古屋オーシャンズ)室田 祐希(FP/ペスカドーラ町田)皆本 晃(FP/立川・府中アスレティックFC)平田 ネト アントニオ マサノリ(FP/名古屋オーシャンズ)仁部屋 和弘(FP/バサジィ大分)【番外編】柴山 圭吾(FP/バルドラール浦安)AFC PICK UP PLAYERS

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